FBIBLEお知らせ
聖書フォーラム設立趣意
聖書フォーラム(FBIBLE)について
掲示板一覧とテーマ
会議室での発言のしかた(お願い)
著作権と引用ルール
著作物の転載に関するお願い
聖書の著作権(日本聖書協会)
新改訳聖書の引用について
聖書テキストの公開について
聖書フォーラム設立趣意
聖書は世界のベストセラーであることは言うまでもありません。150を越え る言語に翻訳され、現在も、少数民族の言語への翻訳作業が続けられています。 また、聖書にその規範を求める宗教は、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教と 世界の人口の半数がその影響下にあります。
そして、もちろん聖書は、信仰を持たない人たちのためのものでもあり、い わば全人類に残された遺産といえましょう。
聖書に記述された歴史を遡及すれば紀元前2000年を悠に越えてギルガメシュ 叙事詩に及びます。そして、新約聖書の影響は宗教の枠を越えて科学、哲学、 思想、現代政治にまで至っています。
しかしながら、現代の日本において、聖書の形成に到った歴史的背景、聖書 のもたらした思想的、文化的影響について一定のレベルで議論でき、知的刺激 を受けられる機会は残念ながら、極めて乏しい状況にあります。
日本の出版界では静かなイエスブームといいますか、聖書のブームが続いて います。それは死海文書に関するスキャンダラスな本に端を発していました (最近でも「聖書の暗号」という誤解を招く内容の本も話題になりました)。
しかし、書店で聖書関係の本を手に取る日本人のどこかに、この本を一度ぐ らい真面目に読んでみたい、という意識があるのではないでしょうか。わたし たちが50年間ぐらい信じてきた日本的スタンダード、効率主義とか経済万能主 義などが、どこかたよりなく感じ始めたとき、多くの人々が古典としての聖書 に「何が書いてあるのか実はよく知らないで過ごしてきたけれど、一度ぐらい 読んでみよう」と興味を示しているのではないでしょうか。
しかし、新共同訳聖書は続編付きで2362頁もあります。また、学問的な背景 をしっかり踏まえながらも穏健に解説してくれる聖書への案内役はそうは見つ かりません。一般の方が、新約聖書の第一巻であるマタイ福音書を開いても、 最初に出てくる家系図で読む気を失うことでしょう。また、聖書に関心はある のだけれど、「宣教されるのはゴメンだ」という方もいるでしょう。
そこで、聖書とは、ざっとこういう感じのもので、学問としてもいま急展開 をとげていて、文献学的にも解釈学的にも、面白い状況にあるということをわ かりやく紹介するのは、とても有意義なことだと思います。
このフォーラムはこうした視点を背景に、聖書の本文や成立過程について、 聖書を読み継いで来た者たちが織なして来た歴史や文化について勉強や情報交 換を行い、聖書に関する想いを語りあうことを意図して設立しようとするもの です。
日本においても日本聖書協会をはじめ聖書を刊行する団体はおしなべてキリ スト教を背景にした団体である点にも象徴されるように、聖書はキリスト教と の関わりで言及されることが多いと考えられます。このフォーラム設立発起人 たちもキリスト教信者であり、発祥から2000年になろうとする教会の伝統を初 代教会が目指していたと思われる方向で継承していると理解しているキリスト 教会に属する者たちです。
このため掲示板の編成、フォーラムの運営、発言などの様々な局面がキリス ト教的理解を基礎に行われると思います。特に新約聖書に重点的に話題を設定 する側面もあります。しかしそれはキリスト教の信者に対して何らかの特権的 地位を与えるものではなく、予想される発言の量や期待できる話題の方向を考 慮した結果でもあります。会議室の場ではキリスト教以外の宗教を信じる方々、 あるいは不可知論的側面から聖書に接しようとする方々の参加を歓迎したいと 考えています(問題のある、一部カルトについては、混乱のないように対処し ます)。
聖書がこれまで、そして今日も、現実にもたらし続けて来た歴史的社会的文 化的影響に関心のある方々の発言を期待しています。
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聖書フォーラム(FBIBLE)について
このフォーラムは聖書研究のための情報交換や、聖書を読み継いで来た者たちが残した歴史や文化について学ぶとともに、聖書に関する想いを語りあうこ とを目的として設立しました。
本格的な聖書研究に参加しなくても、欧米の文学や映画、演劇、絵画をより 深く味わうために、聖書に関する基礎知識を得ることは、意味あることと思い ます(もちろん日本の芸術も)。
しかし、聖書の生い立ちや歴史的背景、文化的影響などについて、論議がで きる場所は日本において限られています。聖書に関心はあるのだけれど、宣教 されるのは勘弁してほしい、という方も少なくないと思います。
聖書はキリスト教との関わりで言及されることが多いと考えられますが、こ のフォーラムの運営陣には非信仰者の方々も参加していいただいておりますし、 全体的に「抹香臭くない」雰囲気を目指したいと思っています。もちろん、熱 心なクリスチャンの方による、ご自分の信仰を通して聖書を読んだ場合の書き こみも歓迎いたしますが、一部を除き、大部分の会議室は信仰を語るものでは なく、聖書を深く理解し、勉強するための情報交換が主目的であるということ を念頭においてください。また、もちろんこのフォーラムは他宗教の方にも広 く開放しています。また、会員の皆様のご意見は、最大限、運営に活かしてい くつもりです。
ただ、ひとつだけお願いしておきたいことがあります。このフォーラムでは、 キリスト教の信者ないしキリスト教に好意的関心を寄せる方の参加が多い現状 を考慮して、いわゆる統一協会、エホバの証人、LDS(モルモン教会)、お よびカルト的宗教教団の信奉者の方については、会議室での発言はご遠慮いた だいておりますので、ご理解をお願いいたします。
文字だけを介した通信では責任ある対応ができませんので、人生上・信仰上の個人的な相談は扱いません。
また発言をされる前に、対話が進みやすくなりますように、簡単な自己紹介をお薦めいたします。
ハンドルの付け方は、個人の自由ではありますが、対話が進めにくいを思われる場合は変更をお願いする場合もありますのでご承知おき下さい。
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掲示板一覧とテーマ
準備中です。
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掲示板での発言のしかた(お願い)
1.発言内容にふさわしいタイトルをお願いします
最初のうちは発言することも慣れないものですが、タイトルを単純に"RE:" と続けることは徐々に卒業し、内容にふさわしいタイトルをつけるようにお願 いします。
2.一行あたりの文字数を70文字(全角で35文字)前後として下さい
掲示板での発言は自動折り返しとなっていますので、改行されずに発言され ますと引用した際に文頭だけに引用符がつくようになります。
掲示板で論議(対話)を進める場合、相手方の発言を引用記号をつけて引用するというスタイルが一般的ですので、引用がわかりやすく行えるよう漢字35 字前後での改行をお願いします。
3.わかりやすい明快な書きこみをお願いします
1)主張が明快で、多くの方が受け入れやすいスタイルの発言をこころがけてく ださい。自分だけしかわからないような書き方では、情報も気持も伝わりませ ん。
2)丁寧な言葉遣いをお願いします。乱暴な言い方や、不適切な単語を使うこと はご遠慮ください。
3)"I"や"II"などのギリシア数字、ならびに丸数字などは「機種依存文字」と 呼ばれています。これらの使用にはご注意下さい。
4.参考文献や他者の文書・ログの引用について
著作権を意識するとともに、文献表記は正確にお願いします。お知らせにあります「著作権と引用ルール」をご参照ください。
5.掲示板でのタグ使用について
当フォーラムの掲示板は一部のタグを利用していただくことができます。 使用可能タグをご確認いただきますようにお願いいたします。
HTMLのタグ制限について
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著作権と引用ルール
【書き込み者の著作権】
FBIBLE において著作物を公表した人は、それによって著作権を取得します。著作者は FBIBLE に書き込むことによって、いかなる権利の制限も受 けません。著作者は自分の原稿を自分の判断により、出版用原稿として利 用したり、書込みを他のネットに再掲載したりすることができます。(プ ログラム、データ、画像等も同様です)
【他人の文章の引用について】
公表された他人の著作物(歌詞を含む)を、紹介・参照・論評などの目的で自分のコメントに「引用」する場合は、以下の点にご注意ください
◆第一に、その引用に必然性があり、目的上正当な範囲内であることが求められます。すなわち、内容的にも量的にも、あくまで「主」は当 事者の本文(主旨)であり、引用部分は「従」、すなわち本文の補足 説明・例証・参考資料として用いられる形でなければなりません。
この条件が満たされなければ、それは「引用」ではなく「無断転載」 となりますので、必ず著作者/著作権者の転載許可を得てください。 参考:著作権法第32条)
◆元の著作物に「禁転載」と書かれていても、第三者が「引用」することの権利は制限されません。
◆個人宛てのメールは「公表された」著作物には当たらないので、基本的にフォーラム上での「引用」は不可能とお考えください。「転載」 したい場合は、必ず差出人の許可を得るようお願いします。
【引用ルール】
実際に「引用」する際は、次のルールに従って出典を明記してください。
(1) 正確に引用する。途中に略した部分があれば、そのことを明記する。
(2) 該当部分を括弧でくくる、本文から一行空けて字下げするなど、引 用であることが明確にわかるようにする。
(3) 引用した文献の著者名、タイトル、出版社名、発行年、該当ページ を明記する。サイトの情報であれば、URL をフル表記する。 (参考:著作権法第48条)
※聖書の場合は、その訳名 (version) と出典箇所だけでも結構です。
◆すでに著作権の消失した文章を「転載」した場合でも、できるだけ出 典を書き添えてください。
※「転載」については、お知らせの「著作物の転載に関するお願い」 の項をご覧ください。
【文献タイトル表記例】
創世記12:30-38(新共同訳)
Peter Smith, "Bible Map" (Oxford University Press, 1965), pp.10-11
Mabel Brailsford, Quaker Women, London: Duckworth, 1915, p.56
R・ブルトマン『イエス』川端純四郎・八木誠一訳, 未来社, 1963, p.50
「ヤコブ原福音書」―荒井 献編『新約聖書外典』講談社文芸文庫 1997
JASRAC「FAQ」(https://jasrac.e-srvc.com/cgi-bin/jasrac.cfg/php/enduser/std_alp.php)
参考文献:木村 孝『コンピュータ・マルチメディアと法律』 トライエックス株式会社・1993
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著作物の転載に関するお願い
他人が著作権を保有する著作物を、「引用」の範囲を超えて会議室または ライブラリに無断で「転載」することは、著作権の侵害になります。必ず 著作権者の許可を得てから転載してください。
※「引用」については、お知らせの「著作権と引用ルール」の項をご覧ください。
また、ご自分が著作権を保有する著作物を「転載」する場合でも、思わぬ 第三者の権利の侵害を招くことがあります。無用のトラブルを避けるため、 ご自分の著作物の「転載」を希望される方はすべて、必ず事前に Forum Manager(SYS-OP)までメールでご相談ください。
なお、会議室にアップされた著作物が、著作権侵害のおそれありと判断さ れた場合は、フォーラム管理者による削除の対象 となることがあります。
また、内容が FBIBLE にふさわしくないとスタッフが判断したものについ ては、削除させていただくこともありますので、ご了承ください。
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聖書の著作権(日本聖書協会)
聖書の著作権 財団法人 日本聖書協会
翻訳された聖書にはそれぞれ著作権があります。当協会より発行されてお ります聖書では『口語訳聖書』(1954年新約,55年旧約初版発行)および, 『聖書 新共同訳』(1987年初版発行)は著作権が継続しており,日本聖書 協会が著作権を管理しております。
聖書の著作権使用は,基本的には著作権法に従っていただければ結構です が,聖書という性格上,当協会として特にお願いしたいことは「一字一句 誤りなく用いていただきたい」という点です。また,著作権法で「出所の 明示」が唱われておりますが,これもその状況で必要な限りでお願いいた します。つまり,会議室の書き込みでは【引用ルール】で言われている「新 共同訳○書○:○」で通じますが,その文章が出される場所によっては「日 本聖書協会発行『聖書 新共同訳』(○年版)○書第○章○節」など,より 明確にしていただく方がよいでしょう。
出版物やホームページ等における聖書の使用につきましては当協会のホー ムページをご覧ください。
日本聖書協会ホームページURL《http://www.bible.or.jp》
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【新改訳聖書の引用について】
当フォーラムでは、会議室発言ならびにホームページでの新改訳聖書の 使用について、日本聖書刊行会の許可を受けています。
承認日:2000年11月2日
承認番号:聖第627号
なお、会員の方が新改訳聖書を引用される場合は、お知らせにあります 【聖書の著作権(日本聖書協会)】と同様の注意を払ってくださいます ようにお願いいたします。
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聖書テキストの公開について
出版されてから50年以上たって、慣例的にも著作権が消滅していると判断したもの、あるいは公開していい旨表示されているものについて公開しています。
『他の言語に翻訳された聖書を読むことで、立体的に理解が深まる』といわれますが、目的はより聖書の学びが進むことにあります。ただし、著作権で問題があれば、すぐに公開を中止しますので、お知らせください。
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